用途に合わせた強度の実現で最適な押出成形品を提供します。
「剛性があるのに成形品が割れてしまう」といったようなお悩みをお持ちではありませんか?
これは、押出成形品の設計時に、樹脂素材の特徴を理解していなかったために発生する問題です。
私たち明邦化工では、樹脂の素材の特性はもちろんのこと使用環境や用途の兼ね合いをしっかり把握したうえで、押出成形の設計・製造を行います。
強度について、設計・成形時のポイント
素材の選定が成形品の強度を左右します
樹脂の特性で、剛性があるが割れやすいものと、剛性はないが割れにくいものとがあります。
一般的にPS・アクリル・ASなどは割れやすく、PE・PPなどは割れにくい特徴を持っています。
このように私たち明邦化工では、さまざまな樹脂素材の特性を深く理解しております。素材の特徴に加え、使用用途やご要望される強度を踏まえ、最適な設計をさせていただいています。
成形の構造を変えることで強度を変化させます
素材の選定はもちろん大切ですが、どうしても素材が変更できないという場合も多くあります。
その際は、構造に工夫を加えて強度を高めます。
例えば、リブ構造に変更してしなりを抑えることや、支えや強化になる部分を成形品に付与することで強化を高めることを可能にします。